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まいぷれ編集部 さん
まいぷれ編集部 さん
2008/04/25 12:18:50
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イラン・アフガニスタン・パキスタンにかけての西アジア地域に展開するバルーチ族やカシュガイ族、クルド族をはじめとした遊牧民は、伝統的に、各部族を象徴する特徴的な紋様を織り込んだ羊毛織りの塩袋(ナマクダン)を制作・使用してきました。塩袋は、食用としてだけでなく、家畜群のコントロールなど生活に不可欠な役割を担う“遊牧民にとっての塩”を物語る好資料でもあり、当館でも12点を収蔵しています。今回は、当館所蔵の塩袋に加え、もはや現地でも入手不可能な百~数十年前のオールド、アンティークの毛織物を集めた「丸山コレクション(初公開)」の中から、塩袋や鞍袋(ホリジン)など、生活のさまざまな場面で用いられる袋物を中心に、草木染めの深い色合いと各部族の誇りを織り込んだ百点余の作品を選び、展示します。
※写真
塩袋(ナマクダン)西イラン ルリ・バクティアリ族 1920年頃 羊毛・綿 540×370mm
丸山コレクション
[開催日]
2008/3/20~2008/5/6
午前10時~午後6時
(入館締切は午後5時30分まで)
※毎週月曜日休館(ただし5月5日は開館)
[場所]
たばこと塩の博物館 4階特別展示室
(東京都渋谷区神南1-16-8)
[料金]
一般・大学生 100円【50円】
小・中・高校生 50円【20円】
【 】は20名以上の団体料金
70歳以上は入館料無料(要証明書)
[お問合せ]
03-3476-2041
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